平成26年度に教育委員会で始まった表現教育事業「佐伯市こどもミュージカル」は、子どもたちに芸術を愛する心と、豊かなコミュニケーション能力の育成を目的として、地域の実行委員会と共に歩んできました。平成30年度には2018おおいた国民文化祭・全国障害者芸術・文化祭において、プロの芸術家たちと市民が共演するほか、海を越えて沖縄県浦添市ゆいゆいキッズシアターの中高生を招へいし「タカラとワカ海を越える軌跡」を総勢180名の演者で創り、日本最大の文化の祭典を盛り上げました。令和2年度には、担当部署を教育委員会から、市長部局に新設された「文化芸術交流課」に移管し、芸術の持つ力と子ども力、さらには市民文化創造の場として、さらに発展させる仕組み作りを行っています。
さて、昨年度は、97名の団員が二つの組に分かれて稽古に励み、2月23日公演の「でれすけほうほう」(脚色・演出:清末典子氏)は経験を積んだ団員たちが、さらに高みを目指し努力し、大輪の花を咲かせる成果発表を行うことができました。
地域の民話を題材に狂言と現代音楽融合された新感覚の舞台は、来場者から多大なる拍手と感動の声をいただきました。本当にありがとうございました。
そして、1か月後に控えておりました「ボクとムーサの物語」はコロナウイルスの感染予防のため、現在延期中となっております。
チケットにつきましては、みなさまのご協力とご理解の元、そのままお持ちいただき、公演をお待ちいただければ幸いです。なお、どうしてもご都合がつかない場合は、払い戻しをさせていただきます。
今後、コロナウイルス感染拡大の予防のために、実行委員会は市の対策本部と連携し、子どもたちにとって一番良い方法を考えていきます。引き続き、気持ちを繋いでいきましょう!
応援をよろしくお願いします。